注目すべき4つの変化
このレポートでは、特に以下の4つの大きなトレンドが紹介されています。
- AIトレーニングが新たなグローバル職種として台頭
- スタートアップはコスト削減ではなく専門人材確保のために海外採用を実施
- リモートワーカーが都市部へ回帰
- インフレの高い国では通貨ホッピング(より安定した通貨で報酬を受け取る動き)が拡大
「AIが仕事を奪う」という話も聞きますが、実はAIが新しい仕事を生み出しているんです!まさに「AIトレーナー」がその代表例。AIモデルの学習データ作成や評価を行う専門人材で、この2年間で急速に拡大しています。2025年には、このAIトレーナー職の越境採用が前年比283%増と、Deelのプラットフォーム上で最も成長率の高い職種となりました。これは、まさに新しい副業のチャンスかもしれませんね。
AIトレーナー:報酬と所在地
AIトレーナーの報酬は、業務内容によって大きく二極化していることが報告されています。
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時給15〜20米ドル(アノテーション作業など)
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時給50〜75米ドル
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時給100米ドル以上(専門知識が必要な業務)
主な所在地は米国が58%と圧倒的ですが、インド、フィリピン、カナダ、ケニアなどでも活躍する人が増えています。レポートによると、日本に拠点を置くAIトレーナーは全体の0.5%にとどまっており、時給中央値は16米ドルと、まだ発展途上である可能性が示唆されています。日本からもグローバルなAIトレーナーとして活躍するチャンスがあるかもしれません!
スタートアップの新たな採用戦略
スタートアップ企業が越境採用を行う目的も変化しています。Deelの調査結果からは、以前はコスト削減が主な理由でしたが、今では専門性の高い人材を確保するために、高所得国を中心に採用が進められていることが明らかになりました。英国、カナダ、ドイツなどが主な採用国として挙げられています。
特にソフトウェア開発者、テック営業、ビジネス開発といった職種が越境採用で人気を集めています。ローカル市場の知識を必要とする営業・マーケティング・顧客対応系の職種も多く、自動化が難しい領域として注目されています。
リモートワーカーの都市回帰と通貨ホッピング
パンデミック中に都市を離れたリモートワーカーが、再び都市部に戻り始めているという興味深い傾向も出ています。主要都市からの平均距離が短縮されており、都市の魅力を再認識しているのかもしれません。
また、インフレ率の高い国では、自国通貨ではなく米ドルやステーブルコインで報酬を受け取る「通貨ホッピング」が増加しています。これは、グローバルな働き方をする上で自分の資産を守る賢い選択と言えるでしょう。
日本市場への示唆と副業チャンス
今回のレポートは、AI関連の新職種の拡大やグローバルな人材競争の激化など、世界の労働市場が大きく変化していることを示しています。特に日本では、AIトレーナーのようなAI分野の人材がまだ少ない状況です。
副業を考えている皆さんにとっては、この変化は大きなチャンスです。AI関連スキルを身につけることで、国内外問わず新しい働き方を見つけられる可能性を秘めています。国内でのスキルアップだけでなく、グローバルな人材プールに目を向けた柔軟な採用戦略も、これからの副業を成功させる鍵となるかもしれません。
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さらに詳しい情報は、Deelの「2025年版 State of Global Hiring Report」全文で確認できます。
新しい働き方や副業の可能性を探る皆さんを、Deelのレポートが力強く後押ししてくれることでしょう。ぜひチェックしてみてくださいね!



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