国税庁フィッシングサイトの急増に警戒!
1月度リポートで最も注目すべきは、国税庁を装ったフィッシングサイトが前月比でなんと6倍以上に増加したという点です。これは、確定申告でe-Taxを利用する人が増える時期を狙った、非常に計画的な攻撃と考えられます。「税金が未納です」といったメールやSMS(ショートメッセージ)で偽サイトへ誘導し、ログイン情報を盗み取ろうとする手口が確認されています。

国税庁の公式サイトでも「ショートメッセージやメールにより国税の納付を求めたり、差押えを予告したりする案内を送信することはありません」と注意喚起しています。不審なメッセージに記載されたリンクは絶対にクリックせず、必ず国税庁の公式サイトへ直接アクセスするように徹底しましょう。
首相官邸を装う投資詐欺サイトにご用心
さらに、12月から1月にかけては、首相官邸を装った投資詐欺サイトの出現も確認されています。これらのサイトでは、首相の映像や発言を悪用し、投資商材の購入を促したり、個人情報を入力させて盗み取ろうとします。報告件数は多くはないものの、衆院選で首相への注目度が高まる時期に合わせて詐欺サイトがばらまかれた可能性が指摘されています。

首相官邸からも偽サイトに関する注意喚起が出ていますので、投資話には特に慎重になり、甘い誘いには乗らないようにしましょう。
1月度フィッシングサイトトレンドをチェック!
1月のフィッシングサイトブランドランキングでは、前述の通り国税庁がトップに。また、任天堂が7位にランクインするなど、ゲーム関連の詐欺も増加傾向にあります。カテゴリ別では、国税庁の増加が影響し「官公庁」のフィッシングサイトの構成比が大きく上昇しています。


副業を安心して続けるための詐欺被害防止ポイント
大切な副業収入や個人情報を守るために、以下のポイントをしっかり押さえておきましょう。
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メールやSMSのURLは直接アクセスを避ける
不審なメールやSMSのリンクはクリックせず、事前に登録したブックマークやウェブ検索で公式サイトへアクセスしましょう。 -
個人情報やクレジットカード情報の入力を促すメール・SMSに注意
クレジットカード会社などがメールやSMSで個人情報を尋ねることはありません。誘導されるページには細心の注意を払いましょう。 -
ログインID・パスワードの使い回しを控える
複数のサービスで同じID・パスワードを使い回すと、一つの情報漏洩が他の被害に繋がる可能性があります。サービスごとに異なる設定を心がけましょう。 -
セキュリティソフトやネット詐欺対策ソフトを導入する
巧妙化する犯罪手口に対抗するため、セキュリティソフトの導入は必須です。不審なサイトへのアクセス時に警告してくれる機能は、あなたの強い味方になります。
無料ツールでサイトの安全性を確認!「詐欺サイトチェッカー」
「このサイト、ちょっと怪しいかも?」と感じたら、無料で利用できる「詐欺サイトチェッカー」を活用してみてください。ネット詐欺対策ソフト「みやブル」や官公庁などから収集されたブラックリスト情報をもとに、気になるサイトの安全性をチェックできます。

専門家からのメッセージ:計画的な攻撃に備えよう
早稲田大学の森 達哉教授は、国税庁を装うフィッシングサイトが4か月連続で増加していることから、攻撃者が確定申告シーズンに向けて段階的にキャンペーンを拡大している計画的な戦略を指摘しています。2月〜3月がフィッシング攻撃のピークとなる可能性が高く、最大限の警戒が必要とのことです。
また、社会的イベントや関心事に便乗する攻撃パターンが常套手段であり、今後は年度末の引っ越しシーズンに便乗したインフラ系サービスの詐欺も想定されるでしょう。不審なメールやSMSのリンクは決してクリックせず、公式アプリやブックマークからのアクセスを徹底し、この情報を周りの副業仲間とも共有して、みんなで安全な副業ライフを送りましょう!



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