2025年、日本のサイバー犯罪リスクが20.01%に上昇!あなたのオンライン「推し活」は大丈夫?
オンラインでの「推し活」に励む副業ファンの皆さん、こんにちは!日々、新しいサービスや情報が飛び交う副業界隈では、皆さんの活動をサポートする一方で、残念ながらその隙を狙うサイバー犯罪も巧妙化しています。今回は、ノートンやアバストといった信頼のブランドを擁するグローバル企業Genが発表した「2025年第4四半期 脅威レポート」から、副業ワーカーが特に注意すべき最新のサイバー脅威とその対策について深掘りしていきます。
2025年第4四半期、日本におけるサイバー犯罪リスク比率は20.01%に上昇し、第3四半期の17.50%からさらに増加しました。これは、詐欺やサイバー攻撃が多岐にわたる分野で拡大していることを示しており、私たち一人ひとりの警戒がより一層求められる時代になっていると言えるでしょう。
日常的な行動に潜む巧妙な罠:偽広告と偽ショップの急増
Genのレポートによると、2025年後半のサイバー犯罪は、高度な技術的侵入よりも、私たちが日常的に行っているデジタル行動、例えば「リンクのクリック」「QRコードの読み取り」「デバイス連携の承認」「認証コードの入力」といった行動を悪用する傾向が強まっています。

特に、偽広告は2025年において個人向け最大のサイバー脅威(全攻撃の41%)であり、多くの詐欺がこの「最初のクリック」から始まっていました。ホリデーシーズンには偽オンラインショップが急増し、第4四半期だけで4,500万件超の偽ショップ攻撃がブロックされています。これは2025年にブロックされた偽ショップ攻撃全体の半数以上にあたり、前年同期比で62%超の増加となりました。日本国内でも120万件超の偽ショップ攻撃がブロックされており、SNS(特にFacebookとYouTube)上でブロックされた全脅威の65%を占めていました。
オンラインで商品を販売したり、サービスを提供したりする副業ワーカーにとって、このような偽ショップは消費者の信頼を損ねるだけでなく、自身の情報が盗まれるリスクもはらんでいます。日本のデスクトップ環境におけるECショッピング詐欺のリスク比率は、第4四半期に1.97%に達し、前期比で約6倍に急増しました。これは、オンライン購買行動の拡大とともに、偽ショップ詐欺と情報窃取型攻撃が並行して増加していることを示唆しています。
また、情報窃取型マルウェアによるブロック攻撃数も1.48%増加しており、クレジットカード情報や個人情報を不正取得する「Webスキミング」の試行が背景にあります。正規サイト上に不正コードを埋め込み、決済情報を盗み取るこの手口は、オンラインショッピングの利用が増える日本市場で特にリスクが高まっています。

遠隔操作型マルウェアと「自己実行型」攻撃の脅威
日本においては、デスクトップ環境におけるリモートアクセス型トロイの木馬(RAT)のリスク比率が前年同期比209.55%増加し、MRA(遠隔操作型マルウェア全般)も107.71%増加しました。

さらに、ユーザー自身に不正操作を実行させる「自己実行型」攻撃も19.43%増加しています。これは、偽のチュートリアル画面や警告表示を通じて、QRコードの読み取りや認証コードの入力などを促し、結果としてマルウェア感染や不正アクセスを成立させる手口です。もし副業でPCやスマホを頻繁に利用しているなら、見慣れないQRコードや不審なポップアップには特に注意が必要です。
AIとディープフェイクの悪用:見抜く力が試される時代
AI技術の進化は、サイバー犯罪の手口も高度化させています。日本でブロックされたAI詐欺動画の74.3%がYouTube上で確認されており、これは世界全体の65%を大きく上回る結果です。これらの多くは金融・投資・暗号資産を餌にした詐欺で、ダウンロードではなく再生中に検知・遮断されています。
ディープフェイク技術が悪用された改ざんメディアも危険性を増しており、金融詐欺の温床となっています。オンラインで情報を収集したり、動画コンテンツを制作したりする副業ワーカーは、情報の真偽を見極める力がこれまで以上に求められるでしょう。
個人情報漏えいと金融取引リスク:あなたの資産を守るために
Genのデータでは、情報漏えい件数が前四半期比で176%増加し、年間を通じて上昇傾向が続きました。特に不動産関連の新規記録、日常的な銀行口座での不審な活動、分割払いローンやクレジットカードの新規申請・異常取引に関する警告が増加しています。
日本市場においても、個人情報関連の警告が最も多く、住所変更や個人情報の不正利用、SNSアカウント侵害などが大半を占めました。金融取引に関する警告では、銀行口座関連の異常検知が最も多く、平均検知額は8,839円でした。これは、不審な少額決済や給与前払いローン申請などの異常を検知したものです。
副業で得た大切な収入や個人情報を守るためにも、金融口座やクレジットカード情報の不正利用には一層の警戒が必要です。
あなたの「推し活」を守るためのセキュリティ対策
GenのサイバーセーフティCTO、シギ・ステフニソン氏は、「詐欺は日常的なデジタル習慣に溶け込み、攻撃者は慣れ親しんだプラットフォームや信頼されたインターフェース、自動化された心理誘導を活用し、デバイスやチャネルをまたいで手口を拡大していった」と述べています。
オンラインでの副業は、まさにこの「日常的なデジタル習慣」と密接に関わっています。皆さんの大切な「推し活」を安全に継続するためには、以下の点を意識しましょう。
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不審なリンクやQRコードはクリックしない、読み取らない
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SNS上の広告や見慣れないショップには特に注意する
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認証コードの入力やデバイス連携の承認は慎重に行う
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信頼できるセキュリティソフトを導入し、常に最新の状態に保つ
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個人情報や金融取引の異常にはすぐに気づけるよう、定期的にチェックする
このレポートは、皆さんが安心してオンラインでの副業に打ち込めるよう、脅威の現状を知らせる貴重な情報です。最新の情報を知り、適切な対策を講じることで、皆さんの「推し活」はきっと守られるでしょう。
「Gen Q4/2025 脅威レポート」全文はこちらで確認できます。



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