「20万円ルール」って、どこまで知ってる?
調査では、「20万円ルール」の認知状況についても詳しく分析されています。結果を見ると、「内容を理解しており、人に説明できる」と答えた人は20.82%と少数派。最も多かったのは「なんとなく理解している」という層で、全体の39.43%を占めています。

つまり、多くの利用者がルールの存在は知っていても、具体的な適用条件や詳細な運用については自信が持てていないのが現状です。給与所得者などの一定の条件を満たす場合、所得税の確定申告において20万円以下の所得が申告不要となるこのルールは、暗号資産取引において非常に重要です。しかし、住民税にはこの20万円ルールが存在しないなど、制度が二層構造になっている点が理解を難しくしている一因と考えられます。
利益計算や申告条件が「理解の壁」に
では、皆さんが「20万円ルール」のどこに難しさを感じているのでしょうか?調査によると、「利益の計算方法(41.32%)」と「副業や給与との関係(41.01%)」がともに4割を超え、大きな障壁となっています。

暗号資産の利益計算は、移動平均法や総平均法といった算出方法があり、売買だけでなく「交換」や「決済」でも利益が発生するため、初心者には複雑に感じられるでしょう。また、暗号資産の利益が「雑所得」として他の所得と合算される仕組みへの理解が進んでいないことも、多くの人が「自分は対象なのか」と迷う原因となっています。
投資スタイルや年収で理解度に差が!
投資スタイル別に見てみると、「長期保有が中心」の利用者は「人に説明できる」割合が33.03%と、他の層に比べて高い傾向が見られました。将来的な出口戦略を意識し、税務リスクにも高い意識を持って取り組んでいることがうかがえます。
一方、年収別のクロス集計では、年収が増加するほど理解度が高まる傾向があります。特に年収1000万円以上の高所得層では、全ての回答者がルールの存在を認知しており、そのうち31.82%が「人に説明できる」レベルの知識を備えているとのこと。高所得層はもともと確定申告に慣れているケースが多く、また暗号資産の利益が加わることで所得税率が上がる累進課税のインパクトを強く懸念していることが推察されます。
約7割が「適用の是非」に迷い!ツールの活用が賢い選択
自身の取引が20万円ルールの対象になるかどうかについて、「何度も迷ったことがある」と「一度は迷ったことがある」を合わせた割合は、なんと67.82%に達しました。

この結果は、暗号資産を利用する約10人に7人が、納税義務の判断に迷いや不安を感じている実態を裏付けています。価格変動が激しく、ステーキング報酬やハードフォークによる取得など、利益発生のタイミングが多岐にわたる暗号資産では、ルールの適用可否を即座に判断するのは容易ではありません。
迷った際の対応として最も多かったのは、「ツールや計算サービスを使った」の30.91%でした。膨大な取引データを手動で集計するのは現実的ではないため、多くの利用者が損益計算ソフトなどのテクノロジーに頼っていることがうかがえます。もちろん、「自分で調べて判断した」層もいますが、約4人に1人は確実性を求めて税理士などの専門家や詳しい知人に相談しているのが現状です。
しかし、懸念すべきは「判断できず、そのままにした」と回答した8.52%の存在です。意図せず無申告状態に陥るリスクを避けるためにも、適切な知識と対策が不可欠です。
賢く副業を続けるために
今回の調査結果は、暗号資産を副業として頑張る皆さんにとって、税務リテラシー向上の重要性を改めて教えてくれます。特に、以下のようなポイントを意識して、賢く副業を続けていきましょう。
-
正しい知識の習得: 「20万円ルール」だけでなく、暗号資産に関する税務の基本を理解することが重要です。公式の情報を確認したり、信頼できる情報源から学びましょう。
-
計算ツールの活用: 複雑な利益計算は、専用のツールやサービスを積極的に活用することで、負担を軽減し、正確性を高めることができます。
-
専門家への相談: 自分のケースが複雑だと感じたり、判断に迷ったりした場合は、税理士などの専門家に相談することも大切です。
今回の調査結果の完全版は、以下のリンクから確認できます。
暗号資産に関するお悩みはClaboへ!
株式会社Claboでは、ウォレットの復旧をはじめ、セキュリティ対策、保全手順、暗号資産に関する相談を承っています。詐欺をはじめとするトラブルについても相談可能です。暗号資産に関わるお悩みがある方は、初回無料相談窓口を活用してみてはいかがでしょうか。
Claboへのご相談(初回無料):
https://www.clabo-inc.co.jp/contact
また、公的機関への相談窓口もご紹介します。
-
警察相談専用電話:https://www.gov-online.go.jp/article/201309/entry-7508.html
-
消費者ホットライン:https://www.caa.go.jp/policies/policy/local_cooperation/local_consumer_administration/hotline/
-
詐欺的な投資に関する相談ダイヤル:https://www.fsa.go.jp/news/r5/sonota/20240619/toshisagi.html
暗号資産投資には高いリスクが伴いますが、正しい知識と適切な対策を講じることで、安心して副業を「推し活」のように楽しむことができるでしょう。皆さんの副業ライフを応援しています!
株式会社Clabo
公式サイト: https://www.clabo-inc.co.jp/
X(旧Twitter): https://x.com/clabo_inc



コメント