副業から独立を目指すあなたへ!ポストコンサルのリアルな声から学ぶ成功の秘訣と落とし穴

副 業

収入アップは夢じゃない!でも理想とのギャップも

独立後の実質手取り年収について見てみると、「ほとんど変わらない(36.8%)」「やや増加した(28.4%)」「大幅に増加した(15.9%)」となり、合計81.1%が収入を維持・向上させていることが分かりました。これは、独立を目指す皆さんにとって、大きな希望となる数字でしょう。

独立後の年収変化と理想とのギャップ

しかし、その一方で「コンサルタント時代に描いていた最終ゴールと現在にズレがある」と回答した人は63.2%にものぼり、収入面での自立を実現しつつも、キャリアの理想像との乖離を感じている実態もうかがえます。独立前に描いていた働き方やキャリアの着地点と、実際の現在地との間にはギャップが生じているのかもしれませんね。

独立後の最大の壁は「営業・集客」

「起業・独立後、どのような失敗をした経験がありますか?」という質問では、「営業・集客の失敗(27.0%)」が最も多い結果となりました。これに続いて、「自身の体調・メンタル不調(21.0%)」「採用・組織のトラブル(20.6%)」「資金繰りの計画・見通しが甘かった(20.0%)」などが挙げられています。

会社のブランドや営業基盤を離れた後、自ら案件を獲得し続ける難しさが、独立後の大きな課題となっていることが示されました。いくら専門スキルが高くても、それを必要とする顧客を見つけ、獲得する力が不可欠なのですね。

約6割が「廃業・再就職」を意識。事業継続へのリアルな不安

「起業・独立後、資金ショートなどの理由で廃業や再就職が頭をよぎった経験はありますか?」という質問に対し、「よくある(17.3%)」「ときどきある(46.4%)」となり、合計63.7%が事業継続への不安を感じていることが分かりました。

廃業・再就職が頭をよぎった経験

営業、組織運営、資金管理、体調面など、複数の経営課題への対応が求められる中で、独立後の“継続”に難しさを感じている実態が浮き彫りになりました。独立は「できるか」だけでなく、「続けられるか」という視点も非常に重要であることがうかがえます。

コンサル経験は独立後も強力な武器!でも新たな力も必要

「コンサルタント時代のスキルは、現在に役立っていると思いますか?」という質問では、約8割が「役立っている」と回答しました。市場環境を踏まえて方向性を定める力、客観的な情報をもとに課題を整理する論理的思考、自社の価値を的確に伝えるプレゼンテーション力などは、独立後の事業運営でも強みになっていることでしょう。

コンサルスキルと経営の課題

一方で、「コンサルタントとして提案していた側から、自ら意思決定する側になって、想像以上に大変だと感じたことは何ですか?」という質問では、「思い描いた戦略通りに組織・現場が動かない(34.4%)」「戦略の実行・推進力(32.4%)」「資金や人材といった経営リソースの制約・不足(28.4%)」などが上位に挙がりました。

コンサルタント時代に培ったスキルは独立後も大きな武器となりますが、事業運営では戦略立案だけでなく、営業、組織運営、採用、資金管理、意思決定など、経営者としての新たな役割が求められます。多くのポストコンサルが、「提案する立場」から「事業を前進させる立場」への変化に直面しながら、新たな挑戦を続けている実態がうかがえます。

あなたの独立活を成功させるために

今回の調査では、コンサルタントとして培った専門性や経験は独立後も活かされる一方で、営業、組織運営、資金管理、メンタルマネジメントなど、“事業を継続する力”が新たに求められている実態が明らかになりました。

コンサルタントのキャリアは、事業会社への転職だけでなく、独立・起業・副業・兼業など多様化しています。どのキャリアが優れているかではなく、それぞれの選択肢にどのような特徴や課題があるのかを理解することが、あなたの夢を実現するためのヒントになるはずです。

アクシスコンサルティング株式会社は、コンサルタントをはじめとする人材のキャリア支援と企業の課題解決に向き合い積み重ねてきた知見をもとに、今後もコンサル人材のキャリア実態に関する調査・発信を続けていく方針です。

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