【副業ファン必見】年金受給は65歳が最多!約3割が「早くもらう」選択、その決断の裏側と賢い受給戦略を税理士が徹底解説!

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年金受給、65歳が多数派も約3割が繰り上げ受給を選択!

調査によると、公的年金をすでに受給している人は全体の59.8%に上ります。注目すべきは、受給資格があるにもかかわらず、あえて受給を見送っている人が9.6%存在することです。

公的年金の受給状況

年金の受給開始年齢については、原則とされる「65歳」が42.2%と最多でした。しかし、「60~62歳」(20.6%)、「63~64歳」(8.4%)と、約3割の人が繰り上げ受給を選択していることが明らかになりました。一方で、繰り下げ受給を選んだ人は15.4%にとどまっています。

年金の受給開始年齢

受給開始年齢の決め手は「健康・寿命」と「生活費」

年金の受給開始年齢を決める主な理由として、最も多かったのは「健康・寿命を考えて」(47.4%)でした。次いで、「生活費のため、早く現金が必要だった」(26.2%)、「税金や手取りを考えて」(24.0%)が挙げられています。興味深いことに、「制度をよく理解していなかった」という回答も約1割(9.8%)あり、年金制度への理解不足が選択に影響を与えている可能性も示唆されています。

年金の受給開始年齢を選んだ理由

税理士・菅原由一氏が解説!年金受給の賢い選択肢

年金は、受給開始年齢によって生涯受け取れる金額が大きく変わります。税理士の菅原由一氏は、年金の仕組みを整理し、それぞれのライフプランに合わせた最適な受給タイミングについて解説しています。

年金は大きく分けて2種類

公的年金には、国民年金を納めたすべての人が対象の「老齢基礎年金」と、会社員・公務員として厚生年金に加入していた人が対象の「老齢厚生年金」があります。

繰り上げ受給と繰り下げ受給のメリット・デメリット

  • 60歳からの繰り上げ受給: 1か月につき0.4%減額され、5年早い60歳からだと最大24%減額されます。例えば、65歳から年間100万円受け取れる人が60歳から受給すると、年間76万円になります。損益分岐点は「81歳」で、81歳未満で亡くなる場合は早くもらった方が有利とされます。

  • 70歳からの繰り下げ受給: 1か月につき0.7%増額され、70歳まで繰り下げると年金額は42%増えます。65歳で年間100万円の人が70歳からだと年間142万円になります。損益分岐点は「82歳前後」で、長生きするほど有利になります。

年金と税金、そして他の収入との関係

年金は「雑所得」として所得税・住民税の対象となります。年収が高くなるほど税率も上がるため、受給額が多い=手取りが増えるとは限りません。

  • 繰り上げ受給: 年収が低くなり、税率が下がりやすい傾向があります。

  • 繰り下げ受給: 年収が高くなり、税率が上がりやすい傾向があります。

また、65歳以降も給与や事業収入がある場合、年金と合算されて税率が上がり、手取りが減ることがあります。特に、給与と老齢厚生年金の合計が月51万円を超えると、年金が減額される仕組みもあります。このため、働いている間は年金を受け取らず、収入が途切れてから年金を受給する方が合理的な場合も少なくありません。副業で安定した収入がある方は、この点を考慮すると良いでしょう。

失業手当との組み合わせも選択肢に

60歳で離職した場合、失業手当を受給できます。失業手当は非課税ですが、厚生年金とは同時に受け取れません。そのため、失業手当受給後に年金を繰り上げ受給するというプランも現実的な選択肢の一つです。

平均寿命と「元気なうちに使う」視点

日本人の平均寿命は延びていますが、健康寿命には限りがあります。長生きして多くもらうよりも、元気なうちに使えるお金を確保するという考え方も重要です。実際に繰り上げ受給を選ぶ人が約1割いるのに対し、繰り下げ受給は非常に少ないのが現状です。

あなたに最適な年金受給のタイミングを見つけよう!

年金の受給開始年齢に「絶対の正解」はありませんが、以下の3つの軸で考えると判断しやすくなります。

  • 81~82歳以上まで生きる自信がある: 繰り下げ受給

  • 年金が主な収入源: 繰り上げ受給

  • 働いている・他の収入がある: 収入終了後に受給

迷った場合は、「早くもらう」のが現実的な選択肢であることが多いとされています。ご自身の健康状態、経済状況、ライフプランに合わせて、最適な選択を検討してみてください。

税理士の菅原由一氏が運営するYouTubeチャンネル『脱・税理士スガワラくん』では、税金やお金に関する役立つ情報が満載です。ぜひチェックして、あなたの副業ライフや将来設計に役立ててください。

菅原由一氏の著書

調査概要

  • 調査期間: 2026年1月15日

  • 調査手法: インターネット調査

  • 調査対象: 55歳以上80歳未満の男女全国

  • サンプル数: 500名

  • 調査機関: Freeasy

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