従業員の半数以上が「健康支援は必要」と回答!しかし約4割の企業で制度が未整備
株式会社びねつが展開する福利厚生サービス「カロリパークス」は、企業に勤める正社員522名を対象に「健康管理に関する意識調査」を実施しました。この調査の後編では、健康管理を無理なく続けるために何が必要かという視点から、行動につながる健康経営のあり方について検証しています。
前編の調査では、約6割の従業員が高い健康意識を持っているにもかかわらず、実際の管理や継続、再検査といった行動に結びついていない実態が明らかになっています。
- 前編の調査結果はこちらから:https://www.calorie-perks.com/lp/news/467/
勤務先の健康支援制度「ない」が44.8%、業界によって導入状況にばらつきあり
勤務先における健康支援制度の有無について尋ねたところ、44.8%が「ない」と回答し、「ある」(38.7%)を上回る結果となりました。さらに、「分からない」と回答した人も16.5%おり、制度が存在していても従業員に認知されていない、あるいは利用されていない可能性が示唆されています。

業界別に見ると、健康支援制度の導入状況には大きな違いが見られました。警備業では8割の企業で制度が「ある」と回答された一方、運輸・物流業や小売業では3割を切る結果となっています。このことから、健康支援は一律の制度ではなく、現場に合わせた設計が求められる領域であることがうかがえます。

健康支援「必要」が過半数、ニーズとのギャップが明らかに
勤務先による健康支援制度について、「必要」と感じる人は55.0%と過半数を占めました(「とても必要」18.6%、「やや必要」36.4%の合算)。一方で、「どちらとも言えない」と回答した人も3割を超えており、制度の具体的なメリットが十分に伝わっていないことや、活用イメージが持ちにくいことが背景にあると考えられます。

「メリットを感じない」「個人情報が不安」導入・活用が進まない要因
健康支援制度を「必要ない」と感じる理由としては、「自分にメリットがあると感じられない」(39.2%)が最多でした。次いで「個人情報の扱いが不安」(37.3%)、「勤務先に健康状態を知られたくない」(23.5%)が続き、制度の価値が伝わりにくいことに加え、プライバシーへの不安が導入・活用の障壁となっている可能性があります。

行動を後押しする仕組みに55.4%が関心、“自然に続く健康管理”へのニーズ
健康管理に関する機能への印象を尋ねたところ、複数の項目で過半数の関心が集まりました。
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歩数に応じて買い物等に使えるポイントがもらえる機能:55.4%
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健康診断結果を自動で管理し、数値の推移を確認できる機能:53.5%
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睡眠状態をスコアで確認できる機能:51.9%

この結果から、日常の行動にメリットが付与される仕組みや、特別な取り組みではなく日々の生活の延長で取り組める点が、健康管理を無理なく継続するうえで重要であると示唆されました。また、「手軽さ」や「分かりやすさ」を重視する傾向も見られ、負担なく続けられる仕組みと、自身の状態を客観的に把握できる環境の両立が求められていると言えます。
専門家コメント:社会保険労務士 田邊 良学 氏

社会保険労務士の田邊 良学氏は、本調査結果について「健康支援制度を『必要』と考える従業員が過半数に上る一方、制度が『ない』とする企業が44.8%、『分からない』が16.5%存在するなど、制度と現場の間に明確なギャップがある実態が明らかになった」と指摘しています。
田邊氏は、健康経営に取り組む目的が従業員と共有されていることの重要性を強調し、制度はあくまで手段であり、企業のパーパス実現のために従業員が心身ともに健康でいきいきと働ける状態が不可欠であると述べています。
また、「メリットが感じられない」「個人情報への不安」といった課題に対しては、健康情報が要配慮個人情報であるため、利用範囲の明確化や丁寧な説明・同意取得を徹底し、「監視」ではなく「守られている」と感じられる設計が不可欠であるとコメント。過半数が関心を示した「歩数に応じたポイント付与」や「自動記録」は、行動経済学のナッジ理論に通じ、個人の意志力に依存することなく自然と行動が定着する環境を創出する有効な仕組みであると評価しました。
今後の健康支援は、福利厚生にとどまらず、労働契約法第5条に基づく安全配慮義務の履行であり、エンゲージメント向上や離職防止、生産性向上に直結する重要な人的資本への投資となると田邊氏は結んでいます。
- 田邊 良学 氏の公式サイト:https://ryogaku.com/
日常の行動が健康につながる福利厚生サービス「カロリパークス」
今回の調査結果を踏まえ、株式会社びねつが提供する福利厚生サービス「カロリパークス」は、日常の行動を無理なく健康につなげる仕組みを提供しています。

「カロリパークス」では、健康診断結果のデジタル化や再検査アラート、日常行動の自動記録、ポイント付与などにより、従業員が無理なく健康行動を継続できる環境を構築。導入企業では、利用率82%・満足度98%・継続率96%(2024年カロリパークス調べ)という高い実績を誇り、「導入しただけで終わらせない、“届く福利厚生”」として注目を集めています。
カロリパークスの主な機能
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AI食事記録・管理機能
- 撮影した食事の写真からカロリーを自動推定し、1日の摂取カロリーを記録・管理
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ポイントランキング機能
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歩数・睡眠・食事記録などをもとにポイントが付与され、楽しみながら健康行動を継続
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AI健診データ管理
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健康診断・人間ドック結果を可視化し、再検査項目を自動でアラート、受診忘れを防止
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AIサジェスト機能
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目標クリアのための歩行量・時間をAIが自動提案
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歩数・距離・時間計測
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1日の成果を数値とゲージで表示し、達成感を実感
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睡眠計測
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心拍数や体の動きから睡眠状態を分析し、睡眠の質をスコアとして算出
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チャット・掲示板機能
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社内コミュニケーションや情報共有をアプリ上で一元化し、リモート環境でも一体感のある情報伝達を実現
カロリパークス会員限定「レシート買取サービス」

カロリパークス会員を対象に、日常生活で使う光熱費・通信費・コンビニなどのレシートをマーケティング調査として買い取る仕組みも導入しています。年間流通額は約6億2,190万円(2025年実績)と多くのユーザーに活用されており、全国約131万店舗・施設で利用可能なため、「特別な施設を探さなくても、いつものお店で使える」実用性の高さが支持されています。
株式会社びねつについて
株式会社びねつは、インターネットとアイデアによって情報を「無料化」「最新化」「最量化」し、多くの人々に新たな出会い、経験、気づきを提供しています。
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会社名:株式会社びねつ
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設立:2015年2月
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代表者:代表取締役社長 高嶺 克也
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資本金:3,410万円(資本準備金含む)
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所在地:那覇市久茂地2-2-2 タイムスビル10F
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事業内容:法人向け福利厚生サービス、成果報酬型求人サイト、転職支援サービス
今回の調査結果は、健康経営が単なる制度整備の段階から、従業員の行動変容を促す実効性の高いアプローチへと進化していることを示唆しています。会社のパーパスと従業員のウェルビーイングを重ね合わせることで、これからの健康経営の成果創出が加速することでしょう。



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