副業ファンのあなたへ!最新ネット詐欺リポートで安全な「推し活」を守ろう!

副 業

新生活を狙った詐欺サイトが増加傾向

3月は、新生活のスタートに合わせてフィッシングサイトが増える傾向が見られました。東京電力やNTTドコモといった携帯キャリアを装うサイトに加え、今年はこれまであまり見られなかった地方税ポータル(eLTAX)を装ったサイトも確認されています。4月から6月にかけて固定資産税などの支払い時期となるため、こうした税金関連のフィッシング詐欺には特に注意が必要です。

電話番号を入力して請求書を確認するためのシンプルなウェブページのUIです。上部には「請求照会」というタイトルがあり、入力フィールドと赤いボタンが配置されています。

地方税ポータルシステムからの「差押えの最終通知」です。所得税の滞納金40,000円が2026年3月17日までに支払われていない場合、不動産や給与などが差し押さえられる可能性があると警告し、オンライン納付を促す画面です。クレジットカード情報を入力して支払うことができます。

また、世界的な野球大会に関連した違法視聴サイトも出現。大会前の練習試合の段階から違法配信サイトが確認されており、詐欺サイトは季節やイベントに合わせて巧妙に作られる傾向があるため、常に警戒が必要です。

2026年に開催される日本と阪神の野球の試合の生放送を示す画像です。画面上部には対戦カードと年、そして「生放送」の文字が見えます。

auじぶん銀行のフィッシングサイトが急増

3月の動向に加え、4月に入ってからもauじぶん銀行を装ったフィッシングサイトが急増していることが報告されています。SMSやメールを使い、「お客様番号」や「ログインパスワード」などの情報を盗み取る手口が確認されており、副業で利用している金融機関の情報を狙われる可能性も考えられます。最近では、大手銀行だけでなく、地方銀行やネット銀行など、さまざまな金融機関を装ったフィッシングサイトが増加傾向にあり、3月には名古屋銀行をかたるフィッシングも急増しました。今後も多様な銀行がターゲットとなる可能性があり、利用している金融機関からの不審な連絡には細心の注意が必要です。

auじぶん銀行を名乗る不審なSMS・メールにご注意ください:https://www.jibunbank.co.jp/announcement/2023/0426_01.html

この画像は、顧客番号とログインパスワードの入力欄があるログインページです。初めての利用者向けにパスワード登録の案内があり、パスワードを忘れた場合のリンクも提供されています。下部にはローン契約やポイント還元に関する広告が表示されています。

フィッシングサイトブランドランキングとカテゴリ別構成比

3月度は、マネックス証券を装ったフィッシングサイトが最も多く確認されました。証券会社を狙ったフィッシング全体は減少傾向にあるものの、マネックス証券に関しては高い水準が続いており、引き続き注意が求められます。また、ランキング8位には名古屋銀行を装ったフィッシングサイトが新たにランクイン。大手だけでなく地方銀行も狙われる傾向が顕著になっています。

2026年2月と3月における、企業や金融サービスなどの割合を比較した表です。Apple、Amazon、マネックス証券、クレジットカード会社などがランクインしており、月ごとの順位と割合の変動が示されています。

カテゴリ別では、マネックス証券の増加に伴い、株・証券系の構成比が上昇。また、クレジット系のフィッシングは毎月数多く報告されており、副業でクレジットカードや証券口座を利用している方は特に警戒が必要です。

2026年2月と3月のサービスカテゴリ別割合を比較した表です。銀行、携帯キャリア、クレジットカード、ECサイトなど多くのカテゴリで割合が上昇しており、特にクレジットカードとECサイトが高い割合を示しています。

2026年2月と3月の間で、官公庁、株/証券、SNS、仮想通貨、Webメール、Webサービスなど複数のカテゴリにおけるパーセンテージの月次推移と変化を示した比較表です。

フィッシング詐欺被害防止のポイント

大切な副業活動を守るために、以下のポイントを意識して詐欺被害を未然に防ぎましょう。

  • メールやSMSで案内されたURLが正規のものか確認する
    メールやSMSメッセージ上のリンクは安易にクリックせず、事前に登録しておいたブックマークやウェブ検索で正規サイトへアクセスしましょう。怪しいサイトを診断する無料サービスを利用し、事前にURLをチェックすることも有効です。

  • 個人情報やクレジットカード番号の入力を促すメール・SMSに注意する
    クレジットカード会社などでは、個人情報やクレジットカード情報についてメール・SMSでの問い合わせは行っていません。情報入力させるページに誘導するメールには細心の注意を払いましょう。

  • ログインID・パスワードの使い回しを控える
    複数のサービスサイトで同じログインID・パスワードを使い回していると、フィッシング詐欺によって情報が詐取された場合、他のサービスサイトでも不正利用被害に遭う可能性が高まります。被害を最小限に抑えるためにも、サービスごとに異なるログインID・パスワードを設定し管理しましょう。

  • セキュリティソフトやネット詐欺対策ソフトを導入する
    犯罪者の手口は日々巧妙化しており、これまでの対策が通用しなくなる可能性もあります。進化するネット犯罪に対抗するためには、セキュリティソフトを導入することも重要です。不審なサイトにアクセスした際に注意喚起を行ってくれます。

無料ツールで安心をゲット!「詐欺サイトチェッカー」

「このサイト、本当に安全?」と不安に思った時は、無料で利用できる「詐欺サイトチェッカー」を活用してみましょう。ネット詐欺対策ソフト「みやブル」や官公庁などから収集したブラックリストの情報をもとに、気になるサイトのURLがネット詐欺サイトとして報告されているかをチェックできます。副業で利用する新しいサービスや情報源のURLをチェックする際にも役立ちますね!

「詐欺サイトチェッカー」というウェブサイトのスクリーンショットです。みやブルが収集したブラックリストを基に、気になるサイトが詐欺サイトかどうかを無料でチェックできるサービスを提供しています。

詐欺サイトチェッカー:https://checker.miyabull.jp/

森 達哉教授からのメッセージ

早稲田大学理工学術院教授の森達哉氏は、今回のリポートについて「これまで観測されていなかった地方税ポータル(eLTAX)を装うフィッシングサイトの新規出現は特に注目すべき点」とコメントしています。確定申告シーズン後に国税庁を装う攻撃が減少した動きと関連があると見られ、「税」という権威性を使ったフィッシングが、次の納付期に合わせて組織を切り替える計画的な手口であると指摘。今後もこの構図は続く可能性があるため、引き続き注意が必要です。

また、WBCの違法視聴サイトが練習試合段階から出回っていた点や、auじぶん銀行や名古屋銀行のフィッシング増加に見られる金融系の標的拡散も特徴的であったとのこと。これらはそれぞれ「需要が立ち上がる直前」や「相対的に警戒度の薄い領域」を狙う動きを示しており、狙われる対象が大手以外にも広がっている状況は、利用者の警戒が手薄になりやすい先を選ぶ動きとも言えます。

森教授は、4月以降も地方税の納付通知に便乗したフィッシングのほか、ゴールデンウィークの帰省や旅行需要を狙った交通や宿泊系サービスの詐称、新入学や新社会人を対象とした銀行口座やクレジットカード開設に便乗する手口、さらには夏に向けた電力会社を装うフィッシングなどが想定されると注意を促しています。利用者の側で重要なのは、SMSやメールのリンクから直接アクセスせず、必ず事前に登録した公式アプリやブックマーク経由で手続きを行うこと、そして「緊急性を煽る文言ほど一拍置いて公式窓口に確認すること」です。このリポートの内容をご家族や周囲の方々と共有し、攻撃者の手口に先んじて備えていただければ、きっと安全な副業ライフを送れるでしょう。

まとめ

副業ファンの皆さんが安心して「推し活」を続けられるよう、最新のネット詐欺情報と対策ポイントをご紹介しました。日々巧妙化する詐欺の手口に対し、常に最新情報をキャッチし、適切な対策を講じることが何よりも大切です。無料の「詐欺サイトチェッカー」なども活用しながら、安全で充実した副業ライフを送ってくださいね!

コメント

タイトルとURLをコピーしました