副業が「採用」と「引き止め」のカギに!副業ファン必見の最新調査でキャリアの選択肢が拡大!

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副業が「お試し入社」の場に!6割超が副業きっかけで転職

調査によると、副業をきっかけに転職した経験がある人は、なんと全体の62.5%にものぼることが判明しました。これは2022年8月の前回調査(53.6%)を上回る結果で、副業を起点とした転職がますます増加していることがうかがえます。

副業がきっかけとなって、転職をしたことがありますか。(n=649)

さらに、副業先から「正社員として働かないか」という入社打診(スカウト)を受けた経験がある人は約半数に達しています。これは、企業にとって副業期間が、採用候補者のスキルや適性を見極める「お試し入社」の場として機能していることを意味します。副業を通じて、企業と個人の相性をじっくりと確認できるのは、まさに双方にとってメリットの大きい「推し活」ならぬ「推し企業探し」の機会と言えるでしょう。

副業先から「正社員としてははたらかないか」と入社打診(スカウト)を受けたことがありますか。 (n=391)

入社理由1位は「信頼関係」!実務を通じたマッチングがカギ

副業先への入社を決めた理由として最も多かったのは「現場メンバーとの信頼関係が築けた(35.7%)」でした。次いで「もっと深く事業にコミットしたくなった(35.3%)」、「業務内容を深く理解できた(34.9%)」が上位を占めています。

副業先へ入社を決めた理由を教えてください。(n=258、複数回答)

書類選考や面接だけでは伝わりにくいチームとの相性や事業への熱意が、副業という実務を通して深まることで、入社の意思決定を強く後押ししていることがわかります。副業終了から「3カ月~6カ月未満」で転職する人が最も多く(59.9%)、特に3カ月未満で転職した層の約7割が副業先にそのまま入社しているという結果も出ています。これは、短期間で企業と個人のマッチングが成立する可能性を示唆しています。

転職したのは、きっかけとなった副業を終了してからどれくらい後のことですか。副業がきっかけとなった転職が複数回ある場合は、直近の経験についてお答えください。(n = 406)

副業終了後の経過期間別 転職先カテゴリー構成比

「副業禁止」は採用競争の機会損失に!8割以上が副業可否を重視

転職活動において、求人票の「副業許可の有無」を「ある程度重視する(51.8%)」または「非常に重視する(副業不可なら応募しない)(28.4%)」と回答した人は、合計で80.2%にものぼりました。つまり、8割以上の人が副業の可否を転職先選びの重要なポイントと捉えているのです。

転職活動時、求人票の「副業許可の有無」はどの程度応募意向に影響しますか。(n=649)

さらに、選考中や内定後に「副業禁止」と知った場合、27.3%が入社を辞退し、30.2%が辞退を迷ったものの他条件を優先して入社したと回答しています。特に20代前半の女性では90.0%が「副業禁止」を理由に辞退または入社を迷ったと回答しており、若年層における副業制度への関心の高さがうかがえます。

選考中や内定後に、その企業が「副業禁止」だと知り、入社を辞退したことがありますか。(n=649)

副業禁止が入社意思決定に与える影響 (属性別)

この結果から、副業を認めていない企業は、優秀な人材を獲得する機会を失っている可能性が高いと言えるでしょう。副業制度の整備は、これからの採用競争力を左右する重要な要素となりそうです。

副業は「引き止め」のカギにも!97.8%が残留の可能性

副業を始めたことで本業からの退職・転職を考え始めた人は70.7%に達しました。退職・転職を決意した理由としては「給与・待遇への不満(36.9%)」や「スキルアップのため(36.2%)」のほか、「会社が副業に不寛容だった(32.8%)」も上位に挙がっています。

副業を始めたことで、本業先からの「退職・転職」をどの程度考え始めましたか。(n=649)

退職・転職を決意した理由を教えてください。(n=406、複数回答)

しかし、驚くべきことに、副業をきっかけに転職した経験者の97.8%が「当時の会社で自由な副業が認められていたら、辞めずに残っていた可能性がある」と回答しています。これは、副業そのものが離職の直接的な原因ではなく、副業に不寛容な企業環境や制度が、優秀な人材を流出させている可能性を示唆しています。

もし当時の会社で「自由な副業」が認められていたら、辞めずに残っていた可能性はありますか。(n=406)

企業は離職防止のために副業を禁止するよりも、むしろ副業を許容する制度を整備することで、結果的に優秀な人材の引き止めにつながる可能性があると言えるでしょう。副業は、個人の成長を促し、市場価値を高めるだけでなく、企業と個人のより良い関係性を築くための重要な「推し活」ツールとなりつつあります。

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